出会ったのは15年前。敬愛する先輩だったのに。
上司の交通事故の隠蔽工作に巻き込まれた!その上司は、思い出深い先輩。ここにわざわざ、その思い出を語ります。
パワハラ、犯罪まがい、それどころか…
上司が自身の事故隠蔽のために部下の私を辞めさせた。
パワハラであるのは もちろんのこと。
いやむしろ 犯罪まがい。
でもそれどころか。
最も私を傷つけ、人として再起不能を思わせるほどの病みをもたらした経緯があったのです。
それは 深く悲しく、割り切りようがないものでした。
敬愛する先輩
私を退職させた上司を、仮称、「バラム」とします。
上司「バラム」との出会いは、15年前です。
「バラム」は、私が資格取得実務経験を経て、最初に就職した事業所で、
隣の席の同僚でした。
仕事に不慣れだった私にとって、とても頼りになる先輩でした。
担当家庭のケアをする仕事ですが、介助が必要なお年寄りのみならず、その周辺の問題にも配慮する姿勢を、その「バラム」から学びました。
個別のケースについて、同僚同士で情報交換することもあります。
「バラム」の報告内容はよく整理されていて、きめ細かい配慮と、ブレない視点が感じられました。
話す口調はぶっきらぼうでしたが、仕事内容でも職場の雰囲気づくりでも、周囲への気遣いがありました。
共に働いた期間は3年。
その間、多くの思い出を共有しました。
そして同職の師でもあったのです。
同僚時代の思い出
その「バラム」との思い出を、ひとしきり、語ります。
その事業所は、事務作業用のオフィスを雑居ビル内に設けていました。
ビル全体の警備は、雇われた警備員が巡回してきます。
午後5時に勤務時間終了となっていますが、そのビルに寝泊まりしていた警備員は晩酌の時間とごっちゃになっており(それ自体問題ですが)、
4時半あたりから、撤収するよう催促に来るわけです。
一日の仕上げの仕事している最中にうるさく話しかけてくるので、若かった私は、その酔っ払いオヤジを相手に、ムキになって対応したものでした。
「バラム」は私と違ってその警備員を上手にあしらい、私も助けられたものです。
親しみを持てる人柄
「バラム」の妻は客室乗務員で、往来では、通行人から振り返って見られるほどの美しい人です。
飲食店で「バラム」一家にバッタリ会ったとき、妻と二人の子供は8頭身のモデル的見た目で、「バラム」だけが、別の生き物のようでした。
その感想を翌日、職場で「バラム」に言い、拗ねてみせる「バラム」をからかったものでした。
また、「バラム」の趣味はパチンコでした。私にはわからないパチンコ用語で、出入りの業者とよく談笑していました。
家庭ケアの仕事とパチンコはイメージが合いませんが、その世慣れた感じに親しみを感じていました。
(続きをごらんください → https://datopawahawa.com/omoide2/)
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