上司 自身の事故隠蔽のために退職させられた私。陰謀の全貌を知った後、浮上したことは、パワハラとはまた別のこと。服薬でぼんやりしていても、それを乗り越えて痛みをもたらすのです。新たな痛みをごまかすためにクスリを2倍にし、四六時中眠ってすごす?それでは、「私」が終わってしまう。クスリをやめることにしました。
自律によるハラスメント脱却
ここまでのいきさつ私を陥れた上司は、かつての同僚
自殺の危険は、むしろ上向き傾向のとき
うつ病などで、よく言われていることですが、重いストレスで病みが深かった場合、自殺の危険があるのは、むしろ、改善傾向のとき。
重症のときは、死ぬエネルギーすらないから、やや上向いたときこそ、要注意だと。
私自身は、積極的に死にたいと思ったことはありませんが、「生きるのめんどくさいなぁ」とか、「もう生きなくていいかなぁ」という心境になったことはあります。特に、この陰謀被害で混乱してからは。
なまじ度胸がいい方なので、目の前に崖など、そそのかすような状況があれば、心身の状態によっては、いらぬ一歩を踏み出す可能性が、なくはない
(最も、現在の自分が上向き傾向にあるかは不明でしたが)。
だから、薬を休んでみるにあたり、一応、夫に報告しました。
薬が抜けた自覚は…
そして、量的に頻度的に、徐々に薬を減らしました。
どこかのタイミングで、薬が抜けたという実感が、訪れるものだろうと思っていました。
予想とは違って、その境目らしいものは、特にありませんでした。
後で思うに、むしろ、薬を休もうと決めた時が、境目だったように思えます。
2~3日で「考えすぎない」という効果が抜けるはずですが、
決めたその日から早速、ちゃんと深堀りして考え始めたのですから。
「憎しみ」と「劣化感」
陰謀に巻き込まれて辞めた。
悪意にまみれて辞めた。
そのことは、私の中に何度も「憎しみ」を湧き上がらせる事です。
であると同時に、「陰謀で辞めさせられた」と頭で理解していても、「私がもっと有能な人間だったら、こんなことにはならなかった」という思いが、どうしても浮上してしまう。
「お前は要らない人間だ」と烙印を押された情けなさが、身に迫ってくるのです。
ちゃんと働き、世間に貢献している人に比べ、自分はなんて、劣っているのだろうと。
「憎しみ」と「劣化感」で、どんよりと気分が重くなり、そんなときは、布団にもぐり込みました。
寝落ちはせず、壁や天井を眺めていました。
落ち込みが深いときは、そうしてやり過ごしつつも、服薬せずに過ごす日々になりました。
どういう自分も「アリ」
わりに単純な理由が、自分の感情を大きく左右することにも、気づきました。
寝不足やら空腹やら歯痛やら。
音列の繰り返しが多い曲やら、問題提起があるドラマやら。
以前の自分は、いちいちそういうことに、気持ちが振り回されることはないつもりでしたから。
普通に考えたり、考え過ぎたり、思考停止したり、ヨコになったり。
どういう自分も「アリ」だとし、そういうプロセスを経て、少しずつ、考えるべきを考えていきました。
休んだ方が良いと思えば休み、それ以外の時間は、自分で自分の気持ちを書き出し、分析して整頓していきました。
そして、少しずつ「気づき」が増え、整頓が進んでいきました。
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