急逝した親友。順風満帆だったはずなのに、一転して荒れた暮らしに陥ったのはなぜ?
お義母さん(お姑さん)の話を信じたくない…
ここまでのながれ → 自死と事故死の境目①「親友の死」
お姑さんの話は本当なの?
お義母さん(お姑さん)の話によると、荒れた暮らしぶりになってしまった親友「ふー」。
同居家族は、その家庭内でしかわからない事があると思います。
嫁姑間の、子(孫)の取り合いなど…。
よくある例として、仕事に出ている間、孫の面倒を見ているおばあちゃんに、子供が懐くことも考えられます。
役割や立場の違いがからみ合い、ちょっとした態度や言葉がきっかけで、人間関係にヒビが入ることもあろうかと思います。
なにせ、私にとっては思い出深い親友である「ふー」と、
たった今、会話し始めたお義母さんとでは、関わった分量が違いすぎます。
信じられない。でも…
お義母さんの話を信じる気にはなれない…。
そう思いました。
でも、故人の友人という立場の私に、吐露してしまうことへの戸惑い(私への申し訳なさ)を抱えつつ話していることが、随所に にじんでいました。
その話し方・声色に触れ、一蹴してしまう気にはなれなかった…。
その切実な様子から、私は、なんにしても、この訴えを聞こう(聞かねばならない)と、思い至りました。
酒、無断外泊
お義母さんの話の続きです。
帰宅後も早々に自室にこもり、酒を飲んでいる。
翌朝、顔を合わせることなく仕事に向かってしまう。
度重なる無断外泊に業を煮やし、「ふー」が身を寄せている友人と話したら(電話を替わってもらった)、こちらに非があるように責められた。
打つ手がなくなり、「ふー」の実家に相談したら、
「うちの娘は親孝行な子だし、中学、高校と優秀で評判も良かったから、そんなことはありえない(嫁ぎ先の家庭内で問題があるのでは)。」と反論されてしまった。
夫は不在
ちなみにご主人は、「ふー」が亡くなる3ヶ月前から資格取得の長期研修に出ていました。
夫婦間でどういうやりとりがあったかは、わかりません。
ただ、4月、大卒新採用についての不満で、明らかな変化があり、その半年後に夫が家を空けることになってしまった…。
夫婦不仲を想像してしまいます。
そして結果、「ふー」の変化に対し、お義母さんが矢面(?)に立ち、ほとんど一人で対応したのではないかと思われました(他の家族や近親者の関わりは全く見えなかった)…。
続きをごらんください → 親友の死⑤「自暴自棄が呼び寄せるもの」
“自死と事故死の境目「親友の死」④” への1件のフィードバック