隠蔽を済ませたはずが、浮上した目撃証人
思い出深い先輩(仮称「バラム」)は私の上司となり、私を退職へと仕向けるモノになりました。
事故車両の目撃者情報
(ここまでのいきさつ→ 私を陥れた上司は、かつての同僚 )
確かに私は、あの事故の日、土建会社の作業車とすれ違ってはいましたが、
事故隠蔽などとは、全く思っていませんでした。
とはいえ、飲酒運転を隠蔽したい議員にとっては、秘密裏に処理するはずの案件なのに、
移動中の一本道で目撃者アリということは、足元をすくわれかねない懸念です。
ただ、事故車両撤収を実際に行った作業員は、間に人を介して指示されています。
だから、一本道ですれ違った車があるという情報が、土建会社内部から議員に伝わるまで時間がかかりました。
部下に目撃されていた?!
議員が「バラム」の施設を訪問した9月初めは、車両(作業車とすれ違った私の車)の特徴を、議員が知った直後でした。
議員は「バラム」に、目撃者車両の特徴を言いました。
その流れで、撤収前の事故車両を「バラム」の部下である和久わくこが目撃した事実を、議員は知りました。
「バラム」は事故直後の所長室での対話で、「事故車両目撃者アリ」を知っていながら、議員には報告していなかったのです。
議員は、その「事故車両目撃者アリ」の報告がすぐに成されなかったことに、不快を示しました。
未報告の謎
なぜ、すぐに報告しなかったのか疑問が残ります。
単に、私とのやり取りも含め、一刻も早く事故の件から離れたかったから、あるいは…。(この「あるいは…」の続きは、後ほど触れます。)
不要な情報の流れを絶たねば!
議員は「バラム」の叔父です。地元有力者の娘と結婚しました。入り婿です。
そしてこのたび、議員の妻の祖母を、「バラム」の事業所でケアすることになったわけです。
議員の義父はフットワークが軽く話し好き。自分の母親が世話になる事業所に、ゆくゆく、あいさつに行きたいなどと口にしていました。
この流れで自分の事故隠蔽が、地元有力者の義父に、伝わる危惧を持ちたくない。
(私の方は、この不自然な事故について全く失念していました。)が、
話し好きの議員義父は、世間話の延長で、話し相手からいろいろな情報を引き出すことがままある。
義父と和久わくこが顔を合わせてしまう機会があれば、不要な情報の流れができるかもしれない。
病休は好都合
議員と「バラム」は、和久わくこが病気休暇に入ったこの機会を生かして、和久と議員義父との接点を避ける画策を決意しました。
ケア対象である議員の義祖母は、余命わずかという医者からの情報があるため、そう長くはないだろう。
また、「バラム」の事業所では、病気休暇の取得についてなど、職員が働きやすい事業所づくり推進中でした。
だから、もし思ったより余命が長くなったとしても、これまで他職員の分も抱えて頑張ってきたのだからと、体調回復に余裕を持たせよう、という方針にしました。
まずは、この9月の1ヶ月間、和久わくこは職場には来ないから、成り行きを見守ろうということになりました。
復帰表明の却下
しかし、私(和久わくこ)が、仕事に穴を開けたままで申し訳ない、ほぼ復調したとして、2週間で職場復帰を表明しました。
「バラム」は、思わぬ展開に焦りました。
そして、「とてもありがたい申し出だけど、病休中の職員の出勤は、法規上可能か確認する」と返答しました。
そして、大急ぎでこの状況変化を議員に報告、相談したのです。
その翌々日、私は、「バラム」からしどろもどろな口調での復帰却下を告げられたのです!
続きをごらんください 終わったはずの事故隠蔽は、上司が馬脚を現す後引きへと
“上司は事故隠蔽の最後の仕上げに私を退職へと” への1件のフィードバック