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友人(仮名:トモミ)が上司の不快を買ったから降格させられた?旅先に届いたまさかの報告に大ショック!

ここまでのながれ 態度が悪いからパワハラ?!休暇中にまさかの決定が!①

失意のままの出勤。そこには驚きの逆転劇が!

パワハラ塾長がいない?!

涙にくれた旅も終わり、トモミは出勤しました。

塾長のデスクを見て、驚きました。

見知らぬ人が座っています。

同僚がトモミに手招きして、フロアのすみっこで説明してくれました。

鶴の一声でトモミを降格させた塾長は、

系列の別会社に異動したそう!

経営陣へ直談判

なんと、塾長などの経営陣へ、塾講師らから、トモミ降格について納得できないと直談判があったそう。

それはストライキも辞さないとの勢い。

系列トップにまで話が及び、なんと、塾長すげ替えに至ったとのこと。

昨夜遅く、最終調整が終わり、今朝のスタートにつながったそう。

トモミの降格も白紙撤回となり、新しい塾長のもと、再スタートとなったのです!

降格なんて論外

トモミは、すぐに事態を飲み込めず、ぼんやりしていましたが、同僚講師らの表情が目に入ると、自然に涙が出てしまいました。

同僚らは、トモミの降格はありえない、こんなことがまかり通るなら、自分らも仕事に集中できないと、口々に言いました。

旧塾長についての話も出ました。

トモミのことを生意気だと口にしたのを聞いたことがあり、それ自体おおいに疑問だったけれども、降格なんて論外だと、怒りを露わにした同僚もいたそうです。

自分の思いに共感してもらえたことを改めて実感できて、トモミはまた涙があふれました。

そして、新しい塾長にあいさつし(今後はホワイトボードも、その手前の塾長も両方を見ようと心がけつつ)、

新たな流れへと、踏み出しました。

組織の末端は替えがきく

この逆転劇は、ほどなく私(筆者)の耳にも入りました。

してみれば、都会では、人気塾講師はその塾の看板であり、引き抜き合戦すらあり得る時代。

そもそも、有能な講師育成に腐心することはあっても、足を引っ張って潰すなど、経営者側として、あってはいけないことです。

旧塾長は、己の利益にもならないことを実行し、あげく墓穴を掘ってしまいました。

組織についての旧態依然の感覚、「現場最前線ってのは組織の末端」だから、いつでも替えがきくなどという勘違いがあったのでは と推測されます。

「末端職員」の一揆

同僚たちが、トモミ降格件をきっかけに、一揆のような状態になったわけです。

トモミが同僚ら、後輩らに慕われていたのはもちろんのことですが、このような暴挙を許すと、講師らの勤労意欲は一気に下がります。

自分たちのモチベーション維持のためにも、看過できないことだったと思われます。

今回は、パワハラ加害の上司を追い込むことができ、すっきりできたという事例でした!

 

筆者が見舞われたパワハラ事例とその後も、ごらんください。パワハラ退職になった私。まずは自分が立ちあがる!